師匠! 今年の「ドイツ年間ゲーム大賞」のノミネート作品の発表があったそうですね。
そうなんじゃ!
このノミネート作品の中から大賞が決まるので、どれになるか、いまから楽しみじゃな。
目次
大賞作品、皆さんの予想結果は、このブログの最後で
来る5月18日に、「ドイツ年間ゲーム大賞」のノミネート作品の発表がありました。
ノミネート作品3作のうち、どの作品が大賞を受賞するのか、熊熊飯店(@nakamarunrun)のtwitterアカウントで、みなさんの予想を募集したところ、たくさんの投票を頂きました。
気になる結果は、このブログの最後に載せています。
よければ、最後までご覧くださいませ。
年間大賞ノミネート3作品(受賞作発表日:7月20日)
それでは、気になる「ドイツ年間ゲーム大賞2020」ノミネートとなる3作品を見ていきましょう。
なお、今回は参考までに「BGG」(※「BoardGameGeek」の略称。世界的に有名なボードゲームの紹介サイト)の評価レートを記載しています。サイト上で10段階評価でユーザーが付けた得点の、平均値となっています。
My City【ライナー・クニツィア氏の仮装は、今年も見られるのか!?】
- 人数:2人~4人
- 年齢:10歳以上
- 時間:30分
- 制作:ライナー・クニツィア
- BGGレート:7.7
あのライナー・クニツィアが作った、レガシーシステム採用ゲームじゃ。
レガシーと言っても、通常用のルールも別途付いているので、遊びきってもゲームは普通に遊べるらしいので、安心して欲しい。
ルールとしては、共通の土地ボード上に、プレイヤー毎に毎回指定された建物タイルを、順番に配置していくと、いうもの。
テトリスのように、色んな形の建物があって、それを限定された空間に配置していく。
ぱっと見た印象では、まるで「ブロックス」のようじゃが、クニツィア博士のゲームとあれば、レガシーシステムで解放され、追加されていくルールが白眉なのかもしれん。
昨年「ラマ」でノミネートされて、仮装までして落選したのじゃから、今年は取ってほしいのう。
▼こちらが、昨年ノミネートして辛くも受賞を逃したクニツィア博士のカードゲーム「ラマ」。
ノヴァルナ【小粒でもピリリと辛い。ウヴェ様のアブストラクトゲーム】
- 人数:1~4人
- 年齢:8歳以上
- 時間:30~60分
- 制作:Uwe Rosenberg, Corné van Moorsel
- BGGレート:7.4
「ノヴァルナ」は、今回のノミネート作品の中で、唯一日本語化されている作品です。(ホビージャパンから発売)
詳しくは、当サイトでも取り上げているので、そちらの記事に譲るとして、大変よくできた小品です。
きっちりまとまっていて、僕はこれが受賞するんじゃないかと密かに思っています。
でも、他のゲームを遊んだことがないのは、内緒ですよ!
「ノヴァルナ」は、今回のノミネート作品の中で、唯一日本語化されている作品です。(ホビージャパンから発売)
詳しくは、当サイトでも取り上げているので、そちらの記事に譲るとして、大変よくできた小品です。
きっちりまとまっていて、僕はこれが受賞するんじゃないかと密かに思っています。
でも、他のゲームを遊んだことがないのは、内緒ですよ!
Pictures【種類の異なるガジェットで指定された画像を表現! 2年連続でお題当てゲームが受賞なるか】
- 人数:3人~5人
- 年齢:8歳以上
- 時間:20~30分
- 制作:Christian Stöhr, Daniela Stöhr
- BGGレート:7.4
このゲームは、グッズを使って、指定されたお題を表現し、それを当ててもらうゲームじゃ。
日本のボードゲームで言えば「ピクテル」や、「はぁっていうゲーム」など類似の発想から生まれたゲームは、たくさんある。
(それがまさか、ドイツ年間ゲーム大賞に?)と、思うかもしれんが、昨年受賞した「ジャストワン」は、まさに日本のゲームに多くあるコミュニケーションゲームじゃったから、今回もどうなるかは、分からんな。
ルールとしては、あらかじめ場に並べられた複数種類の写真から、お題が指定されるわけじゃが、プレイヤーがそれぞれ異なる5種類のキットを使って、表現するというところが、このゲームの肝じゃな。
石、カード、ヒモ、ドットなどそれぞれが異なる表現物を使うのが、面白いところじゃ。
エキスパート部門ノミネート(受賞作発表日:7月20日)
ドイツ年間ゲーム大賞には、もう2つ別部門が設けられています。そのうちのひとつが黒ポーンこと「エキスパート部門」です。
エキスパートという名前のとおり、中上級者向けのやや重いゲームが選ばれる部門です。記事が長くなってしまったので、こちらは、作品だけあげさせて頂きます。
Cartographers
- 人数:1人~100人
- 年齢:10歳以上
- 時間:30~45分
- 制作:Luis Francisco, Lucas Ribeiro
- BGGレート:7.7
The Crew
- 人数:2人~5人
- 年齢:10歳以上
- 時間:20分
- 制作:Thomas Sing
- BGGレート:8.1
The King's Dilemma
- 人数:3人~5人
- 年齢:14歳以上
- 時間:45~60分
- 制作:Hjalmar Hach, Lorenzo Silva
- BGGレート:8.1
キッズ部門ノミネート
(受賞作発表日:6月15日)
別部門のもうひとつが、青ポーンこと「キッズ部門」です。
こちらも名前のとおり、子供向けのゲームが選ばれる部門です。エキスパート部門と同じように作品だけあげさせて頂きます。
Foto Fish
- 人数:2人~4人
- 年齢:4歳以上
- 時間:15~20分
- 制作:Michael Kallauch
SPEEDY ROLL
- 人数:1人~4人
- 年齢:4歳以上
- 時間:20~25分
- 制作:Urtis Šulinskas
Wir sind die Roboter
- 人数:2人~6人
- 年齢:5歳以上
- 時間:15分
- 制作:Reinhard Staupe
ドイツ年間ゲーム大賞、気になる皆さんの予想結果は?
と、いうことで、気になる皆さんの予想結果は以下のとおりでした!
ライナー・クニツィアの「マイシティ」!!
日本語版は未発売ながら、他を抑えて1位予想となったのは、前年、気合の入ったラマのコスプレをしたにも関わらず、受賞を逃した同情票も含まれているような気もします。。。
実際の発表は、7月20日です。
さあ、どうなるか。今から楽しみですね!!