ボドゲの作り方

ボードゲームの作り方(印刷所に発注しよう)【2020年版】

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かえる君
かえる君

師匠! 今回はいよいよ印刷所発注の回ですね。

うむ。いよいよモックアップから、商品として形にする作業じゃよ!

うさぎ師匠
うさぎ師匠

目次

今回語るボードゲームの作り方の工程について

今回は、印刷所発注に、触れたい思います。

先日の記事であげたスケジュール表でいうと、この最初の赤い網掛け部分です。

時期工程
4月上旬・アイデア出し
4月上旬・フレーバー決定
4月上旬・メカニクス構築
4~8月中旬・テストプレイ
5月~8月中旬・デザイン
6月16日~30日・ゲームマーケット出展申込
7月8日・当落発表
7月27日 15:00・ゲームマーケット出展料振込〆切
7月上旬・印刷所見積依頼
7月下旬・印刷所発注(カード、ボード、説明書、パッケージ)※早割
8月中旬・コンポーネント選定
9月2日 23:59・ゲームマーケットカタログ原稿〆切
10月中~下旬・印刷料金支払い & 印刷物納品
10月中旬~・箱詰め、袋詰め
10月中旬~・宣伝
10月下旬・「出展者証」 & 「参加の手引き」到着
11月14日・15日・ゲームマーケット秋 当日!!
11月中旬~・委託販売

印刷所はどこに発注すれば良いの?

さて、まずは印刷所の選定から。

どこに発注するかで、仕上がりのクオリティや作業の意思疎通のしやすさが大きく異なります。

結構、重要なので情報を集めて発注しましょう。オススメの印刷所を3か所あげてみます。

萬印堂(初心者はココがオススメ!)

  • サイト:https://www.mnd.co.jp/
  • 特徴 :老舗ならではの安心感
  • 場所 :東京都北区東十条

萬印堂さんには、熊熊飯店も2012年のゲームマーケットから、お世話になっています。創業は1958年と古く、ボードゲームの印刷を始めたのも、かなり早いです。

無料相談会を開いているのですが、説明も分かりやすいですし、またノウハウもあるので提案もしてくれます。ここら辺は、老舗ならではの、安心感ですね。
(熊熊飯店のゲームでは「大怪獣ヴェナタスVS強欲な異能建築家」の怪獣コマをクリアなものにしたらどうかと、提案してもらい、おかげでかなり注目を浴びました)

年間500ものボードゲーム印刷を取り扱うそうで、信頼感に繋がりますね!

盤上遊戯制作所(中京圏の方、トコトンまでこだわりたい方は、ココがオススメ!)

  • サイト:https://www.mnd.co.jp/
  • 特徴 :中京圏にお住まいの方は、こちらがオススメ
  • 場所 :愛知県名古屋市

盤上遊戯製作所さんの母体となる、株式会社モリカワさんは、創業が1922年(大正11年!)と古く、紙のクオリティに対する並々ならぬこだわりを感じます。サイトを見ていただくと分かるのですが、デザインもかっこいい!

名古屋に会社があるので、中京圏の方にはオススメです。印刷の取扱いのある過去作品を見ると、イレギュラーなサイズの印刷も取り扱ってくれているみたいなので、ぜひ相談してみると、カッコよく仕上げてくれそうです。

アドプリント(ティクーン)(テストショットとして、安くあげたい方、短納期であげたい方は、コチラ!)

こちらは、とにかく安価であげたい方向けです。名刺印刷などで知られるアドプリントさんでも、実は「トレーディングカード」印刷の取扱いがあります。お値段を見て頂ければ、破格!! あと、発注から納品までを短期間でやってくれるのも、魅力です。

熊熊飯店だと、過去に「オーサカループライン」をお願いしました。

クオリティは度外視でも安価であげたい方に、オススメです!!

印刷所への発注の段取り

発注の段取りはそれぞれの印刷所さんによって異なりますので、よくサイトの説明などを確認しましょう。

だいたいの場合は、以下のような手順を踏みます。

①見積
(金額を確認しましょう。いくつかの印刷所さんと比較するのも良いです)

②正式発注
(発注申込をします)

③入稿
(入稿のデータ形式が決められている場合が殆どなので、事前に確認しましょう)

・印刷所さんは事前の情報収集が大切!
・入稿データや入稿方法は間違えると、最悪納品予定日に届かなくなってしまうケースがあるので、余裕をもってちゃんと確認すること!

よければ、次回の記事も、お付き合い頂ければ幸いです。

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