- 人数:2~5人
- 年齢:10歳から
- 時間:30分~60分
- 制作:金子裕司(かぼへる)
- こんな方におすすめ:読み合い・心理戦好き、怪獣好き
師匠!
KAIJU ON THE EARTHシリーズの第2弾「レヴィアス」発売が近づいてきましたね!
7月23日発売ということで、amazonでは既に予約が始まっておる。
クラウドファンディングサイトで、「ボルカルス」を上回る、1,000万円超の資金を集めた人気ゲームだけに、要チェックだぞ!
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目次
「レヴィアス」の物語とフレーバー
沖縄を襲う謎の巨大海竜「レヴィアス」。
その巨体から放たれる大津波は沿岸都市を次々と水没させていく。
しかしこの恐ろしい攻撃は、地中深く潜伏するレヴィアスの位置を探るための貴重なヒントでもある。日本政府はレヴィアスが嫌う特定周波数の音波を用いた「追い込み漁」作戦を決定。
「レヴィアス」パッケージ裏書きより
超音波機雷を駆使する海上自衛隊と、対怪獣水害特殊堤防を建設する特務建機部隊による決死の闘いが幕を開ける!
「レヴィアス」のコンポーネント
やっぱり怪獣フィギュア! 今回は海上自衛隊の戦艦もついてくる!
なんといっても怪獣が主役のゲームです!
第1弾の「ボルカルス」に続き、怪獣フィギュアが付いてきます。
今回は海の怪獣がテーマということで、水面から上体を現したような姿。
そして、今回は人間プレイヤー側は、海上自衛隊の戦艦を操作します。もちろん、こちらのフィギュアも付いてくるので、気になる方は、ぜひ店頭で実物を見てみましょう。
「レヴィアス」のプレイ感
今回も怪獣プレイヤーVS人間プレイヤー
シリーズ第一弾同様、今回もプレイヤー1人が怪獣となり、残りのプレイヤー(1~4人)が人間側となります。
ただ、今回の怪獣プレイヤーは、怪獣フィギュアは操りません!
人間側プレイヤーの目的は、海中に潜るレヴィアスの居場所を発見することです。そのため怪獣フィギュアは、人間側が場所の目安のためにボード上に配置するものとなります。
海中に潜航する相手を探し当てる名作ボードゲームといえば。。。
海中に潜航する敵プレイヤーを探る名作アナログゲームといえば「潜水艦ゲーム」を想像します。
「潜水艦ゲーム」は、衝立を境に、あちらとこちらでプレイヤーが、自分の潜水艦を動かしつつ、相手の場所を推測して、魚雷を撃っていく。
相手の潜水艦を撃沈できたプレイヤーが勝利! そんなゲームです。
あ、これは「スコットランドヤード」だ!
では、「レヴィアス」はどんなゲームなのか。
怪獣側プレイヤーが行うのは、衝立の中で自分の怪獣がどのマスに移動したかをメモしつつ、人間側プレイヤーへ攻撃します。
人間側プレイヤーは、機雷を撃ちながら、場所を絞り込んでいくことになるのですが、これはどこかで見たことがあります。
そう! ドイツボードゲーム往年の名作「スコットランドヤード」です。
1VS多(1人も可)という構造もそっくりですね。
怪獣ですから、もちろん一筋縄ではいきません!
でも、「スコットランドヤード」に類似する要素は、そこまで!
そこは、怪獣ですので、逃げ回っているだけでなく、攻撃してきます。
また、ゲームが進むと凶悪な能力を使ってくる局面もあり、今回も、簡単には人間側を勝たせてはくれなさそうです。
怪獣側の勝利条件は、いくつか用意されています。
- 戦艦をすべて撃沈する
- 津波攻撃で、陸地マップをすべて水没させる
- 人間側の山札が尽きる
一方、人間側の勝利条件は、ひとつだけ!
- 機雷を配置し、レヴィアスを囲むこと
人間側は手札を使用して、アクションをしていくのですが、タイミングが要求されそうです。
「ボルカルス」は、プレイ時間が「60~80分」とそこそこ重かったのですが、「レヴィアス」は、「30分~60分」。
これなら、遊んだ後に「もう1回!」と、言いたくなっちゃいますね。