- 人数:1~5人
- 年齢:12歳以上
- 時間:90~120分
- 制作:ジェイミー・スティグマイヤー
- こんな方におすすめ:繰り返し遊んで腕を競いたいひと、地味でも歯ごたえのあるゲーム、陣取りゲーム好き

お! これは「サイズ―大鎌戦役」のジェイミー・スティグマイヤー作品。
その通り。文明発展をテーマにしたゲームじゃ。
文明をテーマにしたゲームとなると、難しそうと思うかもしれないが、手番でやるのは、4つの内から1つの分野のパワーを上昇させるだけ。


わ~~! これ、建物のコマカッコイイ!!
スペースシャトルある!
こら、聞いとるのかっ!!

目次
「タペストリー ~文明の錦の御旗~」のテーマ
舞台はこことは異なる世界。各プレイヤーはそれぞれ1つの文明を司り、火の利用から宇宙開発に至るまで成長させていきます。
世界を探査し、科学技術を研究して、場合によっては他文明を征服しながら、「科学」「技術」「探求」「軍事」という4分野の進歩レベルを上昇させていきましょう。そうすることで自分の文明は拡大し、より多くの資源や勝利点を獲得できるようになります。
そして、文明が第5時代に突入したとき、最も多くの勝利点を獲得していたプレイヤーの勝利です。
アークライト「タペストリー」公式サイト説明文より
「タペストリー ~文明の錦の御旗~」のコンポーネント
ジェイミー・スティグマイヤーといえばフィギュア!
「サイズ―大鎌戦役」で各陣営のフィギュアを打ち出し、「ワイナリーの四季」では透明のブドウコマや個性的なワイナリーの建物コマのコンポーネントを入れてきた、ジェイミー・スティグマイヤー氏の作品とあれば、期待してしまいますよね、コンポーネントを。
「サイズ-大鎌戦役」 「ワイナリーの四季」
どうぞ、期待してください。「タペストリー」においても、フィギュアの良さは目を見張りますよ。
なんと! 今回は彩色済。
これ、すごくないですか?? 古代から未来までの、ありとあらゆるモニュメントがっ!

なお、モニュメントコマ(世界遺産)は、このように個人ボードに配置して使用します。
このボードに配置するのに、パズル要素あり!
うまく配置して、高得点を狙おう。

「タペストリー ~文明の錦の御旗~」のプレイ感
「軍事」「探求」「技術」「科学」、君はどの分野を成長させていく?
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「タペストリー」は文明発展ゲームです。
共通のボードが中央にあり、領地を取り合います。
共通ボードの四方には、「軍事」「探求」「技術」「科学」の4つのトラックがあり、各プレイヤーは手番でコストを支払い、自国の文明のいずれかの分野を強化していく。
そうすると、報酬が得られ、さらに自文明を拡大させていく。
こういう拡大再生産って、後半になるにつれて、どんどんとやれることが増えていくから楽しいですよね!
なお、各分野のトラックの途中には、最初でご紹介した「世界遺産」のコマが置かれていて、最初にそのマスに到達したプレイヤーが獲得し、個人ボードに配置できます。
ある分野に特化して上昇させるか、平均して4分野を上昇させるかはそれぞれの特性が出そうですね!
時代は、各プレイヤーによって進捗が異なる!?

文明ゲームではラウンドのことを<1時代>、<2時代>というように<時代>の単位で呼ぶのですが、「タペストリー」では、この<時代>の進み方が、それぞれのプレイヤーによって異なります。
手番制ではあるのですがラウンドの終了は、それぞれのプレイヤーによって違うのです。
しかも、ラウンドが早く進んだプレイヤーは、次のラウンドを進めて良し! と、いう。
ここら辺は、「サイズ-大鎌戦役」で、個人ボードの上段を終えたら、下段を考えている間でも、次のプレイヤーは並行して手番を進めて良い、というのに近い気がしますね。
ダウンタイムをなるべくなくそうという、ユーザーへの愛が感じられます。
文明ゲームだけど
全然難しくない
世界遺産コマ欲しい~~。