【ドイツ年間ゲーム大賞】

ドイツ年間ゲーム大賞(2010年代)一覧

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ドイツ年間ゲーム大賞とは

ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)は、ドイツで選定されるボードゲームの最も権威ある賞である。
1979年より始まった。ゲーム評論家など、専門家が集まった選考委員会によって選定される。毎年5月頃にノミネート作品が発表され、6~7月に大賞が決定する。前年までの受賞作や候補作との間で、作者やメーカーのバランスを考慮したり、マニアックなものは避けるなど、委員会としての意志が感じられる選考結果となっている。
大賞の他に、子供ゲーム賞(2001年より)、エキスパート賞(2011年より。より経験の深いプレイヤー向けのゲーム)などがある。

受賞・ノミネートした作品は、賞のロゴをゲームパッケージに表示することができる。ロゴを表示するにはライセンス料を支払う必要があるが、これによりゲームの売り上げが上がることを期待できる。また、賞の運営委員会は基本的にロゴのライセンス料だけで運営をまかなっており、中立な立場を守っている。

wikipedia:「ドイツ年間ゲーム大賞」より

出ました! 「ドイツ年間ゲーム大賞」。
その年のボードゲームに与えられるドイツの権威ある賞ですよね。
チェスのポーンみたいなロゴで有名な賞ですが、ボクもパッケージにこのロゴが描かれていると、選ぶときにオモシロさの指標として信頼しています。

今回は、その「ドイツ年間ゲーム大賞」の2010年代特集じゃ。2011年~2019年の「ドイツ年間ゲーム大賞」受賞作並べてみることにした。

2019年「ジャストワン」

「ジャストワン」は、お題の言葉を解答役のプレイヤーに当ててもらう協力ゲームじゃ。
解答役以外のプレイヤーは、お題を連想させることばを書き、その言葉から、お題を当ててもらうのじゃ。

なんか、すごく日本の同人ゲームでありそうですが、これがドイツ年間ゲーム大賞ですか!??

まあ、そういうな。
このゲーム、きちんとひとひねりがあって、出題プレイヤーの出した言葉がバッティングした場合は、その言葉を解答役に見せることは出来なくなっておる。
つまり、他のプレイヤーが連想しないような、だが、ちゃんと回答役プレイヤーに伝わるような「ちょうどいい感じ」の言葉を出す必要がある。そこがジレンマになっていて気持ちいいんじゃ!

2018年「アズール」

3月の新発売ゲームで、シリーズ作品を取り上げましたが、今回はその第1作目。
タイルを敷き詰めて、王宮の壁を完成させるというフレーバー。綺麗なタイルのコンポ―ネントは必見の価値あり!

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2017年「キングドミノ」

「ドミノ」というとつい、倒す方を連想してしまうが、両端に数字がついている長細いタイルを一定のルールのもと、並べていくのが正式なルールじゃ。

このキングドミノは、そのドミノのような細長い、二種類の地形の描かれた土地タイルを並べていき、各プレイヤーが自分の場に、王国を作っていくゲームじゃ。
ゲーム中に、1回は、「わ~~、そのタイル持ってかないで~~!」と呻くことは請け負うぞい。

2016年「コードネーム」

連想型のゲームです。思えば「ジャストワン」もそうですが、連想で答えを当てさせるゲームが近年きてますね。

このゲームはチーム戦です。
リーダーがいかに、良いお題を出して、部下を導くか、腕の見せ所ですよ!!

2015年「コルト・エクスプレス」

車両を引く組み立て式蒸気機関車のコンポーネントで有名な本作。
実は、機関車の代わりとなる「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアンのコンポーネントが、エッセンで配布されていたのじゃ。持ってる者は、かなりのレア品だのお。大事にせよ。

2014年「キャメルアップ」

砂漠で行われるラクダの競馬をテーマにしたゲームです。ピラミッドを裏返しにして出てきたダイスで、ラクダを進め、順位を当てるのが盛り上がるゲームです。
ところで旧版は、ロゴの関係上「Camel up」か、「Camel Cup」か論争が巻き起こりましたが、どうやらこの新版のパッケージを見てもらえれば分かるように「Camel up」が正式のようですね。

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2013年「花火」

日本モチーフのカードゲームじゃ。作者のアントワーヌ・ボウザ氏はゲームマーケットに何度も顔を見せており、日本びいきなのかもしれんな。
内容は、協力ゲーム。自分のカードは他のプレイヤーしか分からない状態で、目的に沿ったカードを出す。
見えない手札を探るのが、まるで暗闇の中で花火を上げる準備をしているようで、とても楽しいゲームじゃ。

2012年「キングダムビルダー」

ドミニオンの作者のゲームとなれば、否が応でも期待度が上がります。
ボードの上に、毎ターン、カードの指示どおり、コマを置いていく陣取り式のゲームです。
このボードが、8枚入っていて、そのうち4枚を組み合わせて1回のゲームを行うので、毎回違ったゲーム性!
お得ですね。

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2011年「クワークル」

コンポーネントはすごくシンプル。箱絵に描かれているような、6色、6種類の図形が描かれたブロックを使うんじゃ。
共通の場に、自分のブロックを、一定のルールに乗っ取って置いていくわけなんじゃが、どのブロックを置くかが悩ましい。相手の出したブロックを利用して、高得点を取ることもできるので、それぞれの性格がでるのう。

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