- 人数:3~5人
- 年齢:14歳以上
- 時間:(1プレイ当たり)60分前後
- 制作:Hjalmar Hach,Lorenzo Silva
- こんな方におすすめ:歴史ゲーム好き、レガシーシステム好き、ジレンマ好き

早くも年間ゲーム大賞2020エキスパート部門のノミネート作品が、日本語化ですか!
最近、日本語化で発売されるペースが速くなったという話はよく聞くが、我々ゲーマーにとって、旬のゲームが、手軽に遊べるようになったということで、嬉しい限りじゃな。


受賞は逃してしまいましたが、ノミネートしているだけあって、きっと面白いゲームなんでしょうね。ワクワク。
ふむふむ。エキスパート部門の割りには、1ゲーム60分と短いですね。
ん? なんかこの表記珍しくないですか。何故あえて、1ゲームって断りを入れてるんだろう。。。
「キングスジレンマ」の物語とフレーバー
国の大義をとるか、自らの家の野望に従うか
『キングスジレンマ』は、アンキスト王国の政治を司っている様々な貴族家となり、王を補佐する立場として国政の決定にかかわり、王国の歴史を作り上げていく、複数回のゲームを繰り返してプレイする、レガシー要素のある、相互作用のある物語体験のゲームです。
ホビージャパン「キングスジレンマ」ページ説明文より
「キングスジレンマ」のコンポーネント
これは、めっちゃオトコ気が試されるゲームなのでは!?
今回は、日本語版発売元のホビージャパンさんが、ツイートをされていたので、そちらをご紹介します。
お! 最近見かけない、中世色溢れる地図ボードですな。
そして、封筒に入ったカードと、国旗?
なんか、最近のゲームにしてはデザインがシンプルでなつかしさを覚える。
これだけだといまいちよく分からないなあ……。
と、いうことで、プロモーションムービーがあったのでこちらもご紹介されていただきます。
ふむふむ、本当にゲーム中で封筒からカードが出てくるんだ!
なるほど、これはイベントをクリアして、新しいクエストが封筒から出てくるってことかな。
そして、60分の中量級かと思いきや、衝撃の言葉……。

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15時間!!
「キングスジレンマ」のプレイ感
そのジレンマ、本当に王様のもの??
そうです。このゲーム、レガシーシステム(ゲームの結果に従って内容物に改変を加えることで、ゲームの結果を次のゲームに承継するシステム ※ホビージャパンページ説明より)です。

プレイヤーの役割は、貴族となって王を補佐すること。(あ、「キングスジレンマ」なのに、王じゃないんだ)
プレイヤーは毎ラウンド、提示される国の問題を、投票で決定していくことになります。
その選択や行動の結果で、ストーリーが分岐していきます。
なるほど。パッケージで王が頭を抱えているのに、本当に悩んでいるのは、内政を行う貴族ってことね。
レガシーシステムで、【あなたたちの年代記をつくれ!】 個人的にこれは燃えるフレーバーだ!!
1ゲームは、その世代の王が死ぬか退位するまでとなる。
ゲームを継続する結果、そのゲーム卓ごとの年代記が出来上がるわけだ。
これは「ヒストリー・オブ・ザ・ワールド」で、歴史のifの年代記を作って、とっても楽しかったテーマなので、個人的にはすごく気になる!
ラウンドでやること
ラウンドでやることは、封筒の束(たくさん用意されている)から、ストーリーカード1枚とジレンマカード3枚を取り出し、よくシャッフルして、1枚めくる。
そこに書かれた問題の解決策に、賛成か反対かを投票するだけ!(棄権という選択肢もあって、これはこれでゲームに影響を及ぼすようだ)
やること自体は簡単。でも、それによってゲームが変わっていく。
これ、投票前の議論が白熱しそうだな~。

物語があって、ネタバレ注意。
と、いうことは、1度遊んだひととは遊べなさそうなので
ぜひ早めに
遊びたい!!