- 人数:2~4人
- 年齢:14歳以上
- 時間:60分
- 制作:ライナー・クニツィア
- こんな方におすすめ:繰り返し遊んで腕を競いたいひと、地味でも歯ごたえのあるゲーム、陣取りゲーム好き
おっと、これは古代文明のゲームですか。なんか、文明系って重そうですね。
いや、これは文明発展のゲームではないぞ。クニツィア博士の陣取りゲームじゃ。
プレイ時間の想定は60分。
あ! そうなんですね。
でも、コンポーネントが地味というか……。
確かにそれは否めないが、ゲーム性はクニツィア博士ということもあって、期待できるぞ!
目次
「バビロニア」のテーマ
プレイヤーは平和なバビロニア帝国の統治のもと、自分たちの部族の繁栄を目指します。そのために配下の者を、賢く帝国にふりわけていきます。
アークライト「バビロニア」公式サイト説明文より
「バビロニア」のコンポーネント
古代文明を感じさせる地図ボードと、たくさんのコマ!
「バビロニア」は基本は陣取りゲームと、いうことで地図ボードがついてきます。
ヘックスが描かれていて、そこにコマを並べていくのだな、と容易に想像がつきます。伝統的なシステムですね。
コマですが、アイコンが良い味を出しています。
古代文明っぽいですか?
古代文明テーマでライナー・クニツィアといえば、「古代ローマの新しいゲーム」を思い出します。
ちなみに、
・バビロニア:イラク南部(紀元前4,000年~)
・古代ローマ:イタリア半島中部(紀元前753年~)
なので、バビロニア帝国の方が、発生は年代的には古い。チグリス・ユーフラテス川の付近なので、やはり水源を確保できると、初期の文明的には強いですよね。
ただ、ゲームの舞台は、新バビロニアなので紀元前6世紀となっています。
「バビロニア」のプレイ感
トークンをどう配置するかが悩ましい!
「バビロニア」のルールですが、各プレイヤーごとに同一のトークンのセットを持っており、それをどこに配置するかで点数が決まってきます。
トークンには、それぞれ「商人」「農民」のように、種類があり、得点効率が異なります。
まるで将棋のように、同一条件から始まるので、それによる有利・不利が生じません。
ゲーム時間は60分ということで、手軽に繰り返し遊べそうですね。繰り返し遊んで、腕を磨いて、知り合いで競技会を開くのも、楽しそうですね。
地味だけど
クニツィアらしい
良ゲームの予感!?