
雑談:今日は何をプレイする?
――カフェのテーブルで、ボードゲームの箱を開けるようくんとえりちゃん――

ようくん、今日のゲームは?
今日は『ドメモ』をやろう!


ドメモ?初めて聞いたかも
ランドルフっていう有名なゲームデザイナーが作った、シンプルだけど奥が深い推理ゲームだよ


推理ゲーム!?それってつまり、私の勘が試されるゲームってこと?
まあ、勘も大事だけど、ちゃんと論理的に考えると勝率が上がるよ


よーし、じゃあ私の勘 VS ようくんの論理で勝負ね!
基本ルール:ドメモとは?

ようくん:「ルールは簡単。1から7までの数字が書かれたタイルがあって、各数字の枚数は決まってる。例えば『1』は1枚、『2』は2枚、『3』は3枚…って感じで」
えりちゃん:「なるほど。じゃあ『7』は7枚あるってこと?」
ようくん:「そう!で、プレイヤーはタイルを引いて、自分のタイルだけは見えないようにして持つんだ。でも、他の人のタイルは見える」
えりちゃん:「え、じゃあ自分の数字がわからないままゲームするの?」
ようくん:「そう。だから、相手のリアクションや、場に出た数字を見ながら『自分の数字は何か』を推理して当てるんだよ」
えりちゃん:「えー!めっちゃ頭使いそうだけど、楽しそう!」
🎲 基本情報
- プレイ人数:2~5人
- プレイ時間:15分程度
- 対象年齢:6歳以上
🎯 ゲームの準備
- タイルを裏向きにしてシャッフルし、プレイ人数ごとに決められた枚数をプレイヤーに均等に配る。
- この際、プレイヤーは自分のタイルの数字は、他のプレイヤーだけに見えるように(自分には見えないように)並べる。
- 残ったタイルは、定められた枚数をゲームから除外したあと、場の中央に公開して置いておく。
🕵️♂️ ゲームの進行
時計回りで順番に、自分の持っているタイルの数字を宣言します。
- タイルにあると思う数字を1つ宣言する。
- 他のプレイヤーが、正解か不正解かを告げる
- 正解だった場合、そのタイルを場の中央に置く
- 不正解だった場合、タイルはそのまま
- これを繰り返し、すべてのプレイヤーが自分のタイルをオープンできたらゲーム終了。
🎲 勝利条件
- 一番早くすべての自分のタイルをオープンできたプレイヤーが勝ちです
プレイ開始!
第1ラウンド:えりちゃん、直感を信じる?

ようくん:「じゃあ、ゲームスタート!えりちゃんからどうぞ」
えりちゃん:「うーん…自分の数字がわからないのに当てろって難しくない?」
ようくん:「最初は、場に見えてる数字と、自分以外のプレイヤーの表情をヒントにするんだ」
えりちゃん:「よし、じゃあ直感で『5』!」
ようくん:「お、正解!」
えりちゃん:「やった!やっぱり勘が冴えてるかも!」
ようくん:「たまたまね(笑)。でも、次からはもう少し情報を整理しながら進めると、もっと正確に当てられるよ」
第2ラウンド:論理戦突入!
ようくん:「さて、僕の番。場に『6』が結構見えてるな…ってことは、僕の手札には6がない可能性が高い」
えりちゃん:「え、そんな考え方するの!?私、完全に勘だけでやってたんだけど!」
ようくん:「まあ、それでも当たるときは当たるけどね。でも推理ゲームだから、情報を使わないと損だよ」
えりちゃん:「むむむ…負けられない!次からはちゃんと考える!」
第3ラウンド:勝負の決め手!
えりちゃん:「ようくん、次のターンで決着つくかもね」
ようくん:「そうだね。でも僕は、もう自分の数字がわかってるから…『3』!」
えりちゃん:「ぐぬぬぬ…正解!負けたー!」
ようくん:「やっぱり推理を重ねると、精度が上がっていくんだよね。でも、えりちゃんの勘もなかなか鋭かったよ」
えりちゃん:「うーん、今回は負けたけど、次はもっと論理的に考えて挑戦する!」
初心者向けアドバイス
- 場にある数字をよく観察しよう!
- すでに見えている数字が多いほど、残りの可能性を絞りやすくなる。
- 相手の宣言にも注目!
- 他のプレイヤーがなぜ、その数字を宣言したのか考えよう。自分の見えている範囲には、ないのに、避けている数字があるのであれば、自分の手札にそれがたくさんある場合が考えられる。
- 最後まで諦めない!
- 直感も大事だけど、情報が増えれば増えるほど正解に近づく!
まとめ&次回予告
えりちゃん:「いやー、ドメモめっちゃ面白かった!ただの運ゲーかと思いきや、ちゃんと推理が必要なんだね。」
ようくん:「そうだね。シンプルだけど、何度も遊びたくなるゲームだよ」
えりちゃん:「次は絶対勝つからね!リベンジマッチよろしく!」
ようくん:「もちろん。じゃあ次回は、もっとガチ推理バトルしようか!」
えりちゃん:「望むところだー!」