
■ようくんとえりちゃんのボドゲリプレイもよければ、ご覧くださいませ
地下4階を目指すがルートはふたつ・・・
再エレベーター挑戦:警報のリベンジマッチ
地下4階を目指すにあたってのルートはふたつ。
・前回の地下3階から階段で進むルート
・もうひとつは、1階の暗闇ゾーンの先にあったエレベーターからのルート
ようくん:「前回は警報に驚いて慌てちゃったけど、今回は冷静にいけるぞ!」
えりちゃん:「気づいていても警報ってドキッとするけどね……」
ミリア(僧侶):「町からの距離を考えると、2階・3階の敵と戦わずに済むのは、温存できるし良い選択のように見えるわ」
ヨウ(戦士):「そうだな。エレベーターのルートを選択しよう!」
2回目の警報は、さすがに想定内。

左の通路:空っぽの宝物庫と襲撃
扉の先はT字路。右か、左か。また選択だ。
ジーク(司祭):「迷ったら左じゃ」
えりちゃん:「理由は?」
ジーク(司祭):「勘じゃよ」
皆がずっこけるが、他に何も選択の理由がないので、まず左の通路を進む。突き当たりには「宝物庫」と書かれた扉が現れる。

レイナ(魔術師):「これは期待できそうじゃない! もしかして、レアアイテムが山盛りかも?」
フィン(盗賊):「どうだろうな。宝物がある割には、蜘蛛の巣が張っていて、ひとの行き来が感じられない」
とはいえ、好奇心には負ける。扉を開ける。中はもぬけの空。
ようくん:「なんで!?宝物庫なのに空っぽ!?……いや、待て、これは罠だ!」
その言葉通り、大量の敵が襲来してきた!

ヨウ(戦士):「ドラゴン!」
ミリア(僧侶):「回復が追いつかない……全員、気を付けて!」
全力で戦い抜き、なんとか敵を撃破。 しかし宝物庫は完全に空っぽで、何も得られなかった。
ガロン(侍):「空の宝物庫にドラゴンとは……厳しすぎる挑戦だな」
右の通路:モンスター配備センターの謎

気を取り直して、右の通路を選ぶと、奇妙な施設が待っていた。扉には「モンスター配備センター」と書かれている。
えりちゃん:「配備センター? 迷宮の中に、こんな施設があるなんて……」
ヨウ:「これ、本当に迷宮なのか? 何か実験の一部みたいだな」
そこには今まで戦ったどんな敵よりも強力な衛兵たちが待っていた!

敵:ハイプリースト×2 レベル7メイジ×2 ハイニンジャ×1
フィン(盗賊):「こいつら……今までの雑魚とは全然違うぞ!注意しろ!」
ミリア(僧侶):「これは一筋縄じゃないね……全力でいこう!」
激戦の末、衛兵たちを撃破。
ヨウ(戦士):「これ、トレボーの衛兵たちに支給されている装備だ……どういうことだ?」
トレボーの試練とブルーリボン
その時、どこからともなく狂王トレボーの声が響いてきた。魔術によるものだ。
狂王トレボー:「よくぞ試練を乗り越えた。我が迷宮での挑戦を見事にやったな!」
これまでの戦いはトレボーによる試練だったことが、明らかになる。
苦々しい顔をする一行。いくつかの死線は、狂王がコントロールしてきたものだったのだ。
ヨウ:(そういえば、地下3階で出くわした冒険者くずれも、統制がとれていておかしかった)
この冒険の主催者は、我々冒険者たちが、本当に課題をクリアできる能力を持っているか試していたのだ。
レイナ(魔術師):(ばかにしやがって)
ガロン(侍):「だまって聞いていろ。依頼主様にとって、冒険者たちの命なんて、そんなものだ」
「プライベートエレベーター」の利用が許可され、通行証としての「ブルーリボン」が授けられた。
狂王トレボー:「行け、冒険者たちよ。ここからが本当の冒険だ。この迷宮地下10階に住まう、魔術師ワードナから、我が魔除けを奪還してくるのだ」
ようくん:「気持ち的には複雑だけど」
えりちゃん:「でも、ここが冒険の折り返し地点ね」

