
雑談からスタート
ようくん、ボードゲームって本当にいろんな種類があるけど、作る人ってどんな人たちなんだろう?


それはいい質問だね!今日は特に個性的なデザイナー、フリードマン・フリーゼを紹介するよ。彼は緑髪がトレードマークで、独創的なゲームをたくさん作ってるんだ
緑髪のデザイナー!?そんな人がいるの?めっちゃ気になる!


じゃあ今日は、彼の代表作5つを遊びながら紹介するね。初心者にも楽しめるものが多い
フリードマン・フリーゼと彼のゲームたち
1. 電力会社(Power Grid)
ようくん:「まずはこれ、『電力会社』! エネルギー供給網を構築して都市に電力を送る経済ゲームだよ。資源の価格が変動するシステムが絶妙で、プレイヤー間の駆け引きが楽しめるんだ」
えりちゃん:「えー、電力供給って聞くとちょっと難しそう。でも、経済の仕組みを学びながら遊べるのは面白そうだね」
ようくん:「初心者には少しルールが多く感じるけど、一度覚えると奥深さにハマる名作。資源の競りがゲームの鍵! フリーゼの出世作と言われている初期作品だね」
2. 504
ようくん:「これは『504』。なんと504通りのルールで遊べるゲームだよ! フリーゼがルールの組み合わせで、どんなゲームを作ることができるかを探求した実験的な作品なんだ」
えりちゃん:「え、504通り!? 多すぎて逆にどう遊んでいいかわからなくなりそう(笑)」
ようくん:「確かに、初心者には少し敷居が高いかも。でも、自分たちでルールを選んで作る楽しさがあるんだ。ボードゲームの自由さを感じられるよ!」
えりちゃん:「ルールを選ぶところからゲームが始まるのが新鮮!難しいけど、何回も遊べる可能性を感じるね」
ようくん:「ボードゲーム好きが集まる会で試してみてほしい一本。ルールをいじる楽しさを味わえるよ!」
3. トリックマイスター(Trick Meister)
ようくん「次は『トリックマイスター』。トリックテイキング系ゲームだけど、これも一味違う」
えりちゃん「トリックテイキングって何?」
ようくん「簡単に言うと、カードを順番に出して、特定の条件で強いカードを出した人がトリックといわれる小ラウンドを取っていくゲーム。トリックテイキングは、基礎のルールが決まっているだけに、ゲームデザイナーが挑戦しやすいのか、自分なりの個性を足したたくさんのゲームが出てるんだ。フリーゼは、この何かを足すという究極系のトリックテイキングを作ったと言っても過言じゃない」
えりちゃん「究極系?」
ようくん「さっきの『504』のように、ルールが書いているカードが60種類もついていて、毎ラウンドそのルールカードを各プレイヤーは出す。毎回違うルールで遊ぶことができるんだ」
えりちゃん:「すごい! フリーゼさんって、ルールを足して何回も楽しめるゲームを作っていくのが得意なんだね!」
ようくん:「能力差が出やすいトリックテイキングだけど、毎回違うルールが遊べて、手札の運要素も強いんだ。初心者でもわいわいパーティゲームっぽく楽しめるトリックテイキングだね!」
4. フルーツジュース(Fabled Fruit)
ようくん「これは『フルーツジュース』。カードを使ってフルーツを集めてジュースを作るゲーム。ワーカープレイスメントといって、自分のコマをアクションが書かれているカードに置いてゲームを進めるシステムだよ」
えりちゃん「あ。それやったことある! 『アグリコラ』とかのシステムでしょ」
ようくん「そう。前にやったよね。でもフリーゼのワーカープレイスメントは、ひとすじなわではいかないよ」
えりちゃん「もしかして・・・たくさんの・・・ルールが・・・??」
ようくん「・・・そのとおり! 遊ぶたびにルールが変化するよ」
えりちゃん「フリーゼさん、このルールを変化させていくっていうのが大好きなんだね・・・。今回のルールが変わるってどう変わってくの?」
ようくん「ワーカーが取っていく場のアクションカードがどんどん変わっていくんだ。例えば1回目のゲームでは簡単なアクションカードが場に並んでいるだけど、使われたアクションカードは場から除去されて山札から全く新しいアクションができるカードが補充される。だんだんとやれることが変わっていくんだ。これは1ゲームが終了したあとも継続していって、キャンペーン的に楽しめるのが特徴だね」
えりちゃん:「長く楽しめそうだね・・・テーマのフルーツジュースを作るというのもかわいいし、アクションカードの森の動物たちがなんか生意気なイラストで好きかも!」
ようくん:「ルールが少しずつ進化するから、初心者から上級者まで楽しめるゲームともいえるかもね」
5. ファウナ(Fauna)
ようくん:「最後は『ファウナ』。動物の知識を使ったクイズゲームで、動物の生息地や体重、体長を予想して点数を競うんだ」
えりちゃん:「動物は好きだけど、そんなに知識があるわけじゃないから、私、いけるかな」
ようくん:「正確に答えられなくても、近い予想をするだけで点数がもらえるから大丈夫だよ!」
えりちゃん:「それだったら大丈夫そう。動物好きにはたまらない! ゲームしながら知識も増えるし、家族でやっても盛り上がりそう」
ようくん:「教育的でありながら、しっかりゲームとしても楽しい一作。みんなでわいわい遊ぶのに最適!」
まとめ
フリードマン・フリーゼは、個性と革新性あふれるゲームを生み出し続ける緑髪の天才デザイナーです。彼の作品には、経済ゲームから軽いカードゲームまで幅広いジャンルがあり、初心者でも楽しめるものがたくさん!
えりちゃんも「デザイナーに注目すると、ゲームがもっと楽しくなる!」と気づき、新しい視点でボードゲームの世界を楽しむきっかけになりました。
みなさんも、フリーゼのゲームを遊んでみて、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね!